機器紹介
多目的「X線回析装置」を導入しました
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1事業報告
東南アジアへの食品輸出
-シンガポール・マレーシアの輸出環境について- - 2 事業紹介
赤外分光(FTIR)分析に関する
技術研修を開催しました --- 4
「CAE の概要・活用に関する講習会」を開催しました - 4
表面粗さと真円度の講習会を開催しました --- 5 お知らせ
計量器(はかり)の定期検査のお知らせ --- 5
「標準化活用支援パートナー機関」に
認定されました --- 6 事業紹介
「標準化入門セミナー」を開催しました --- 6
多目的「X線回折装置」を導入しました
こ の た び 当 セ ン タ ー で は 、 幅 広 い サ ン プ ル に 対 し て 多 目 的 に 活 用 で き る 「 X 線 回 折 装 置 」 を 導 入 し ま し た の で お 知 ら せ し ま す 。
今 回 導 入 し た 「 X 線 回 折 装 置 」 は 、 サ ン プ ル に X 線 を 照 射 し て そ の 結 晶 の 形 を 測 定 す る こ と に よ り 、 そ れ が ど の よ う な 物 質 で あ る の か を 明 ら か に す る こ と の で き る 装 置 で す 。
一 般 的 な 粉 末 X 線 回 折 に よ る 定 性 分 析 は も ち ろ ん の こ と 、 微 小 部 や 薄 膜 の X 線 回 折 が 可 能 で す 。 さ ら に は 小 角 散 乱 ユ ニ ッ ト と 超 小 角 用 ア ナ ラ イ ザ ー を 用 い る こ と で ナ ノ サ イ ズ の 粒 径 分 布 や 空 孔 径 分 布 を 測 定 す る こ と が で き ま す 。
以 下 に 装 置 の 概 要 を 紹 介 し ま す 。
< 型 式 >
株 式 会 社 リ ガ ク 「 S m a r t L a b 」
< 主 な 仕 様 と 機 能 >
X 線 発 生 部 : 3 k W ( タ ー ゲ ッ ト C u 、 C o ) 。
検 出 部 : 半 導 体 検 出 器 に よ り 0 次 元 、 1 次 元 両 モ ー ド に 対 応 で き 、 高 速 測 定 が 可 能 で す 。 微 小 測 定 部 : 5 0 0 μ m φ 以 下 の 微 小 部 が 測 定 で き ま す 。 薄 膜 測 定 部 : 薄 膜 部 の 、 組 成 や 配 向 、 結 晶 性 な ど 多 く
の デ ー タ を 得 る こ と が で き ま す 。
小 角 散 乱 部 : サ ブ ミ ク ロ ン オ ー ダ ー か ら1 n mま で の ナ ノ 粒 子 解 析 や 空 孔 径 分 布 が 測 定 可 能 で す 。 デ ー タ ベ ー ス : I C D D - P D F 2 デ ー タ ベ ー ス お よ び I C S D デ ー
タ ベ ー ス を 装 備 し て い ま す 。
< 使 用 料 ( 予 定 ) > 3 , 2 4 0 円 / 1時 間
こ の 装 置 に つ い て 、 県 内 企 業 の 皆 様 に 広 く ご 利 用 い た だ く た め 、 近 々 セ ン タ ー に て 技 術 セ ミ ナ ー の 開 催 を 予 定 し て い ま す 。 セ ン タ ー の ホ ー ム ペ ー ジ な ど で ご 案 内 し ま す の で 、 ぜ ひ ご 参 加 く だ さ い 。
ま た 、 そ れ 以 外 に も 個 別 の 相 談 ・ 質 問 等 が ご ざ い ま し た ら 、 お 気 軽 に 担 当 者 ま で ご 連 絡 く だ さ い 。
( 工 業 化 学 担 当 二 宮 信 治 n i n o m i y a @ o i t a - r i . j p )
機
器
紹
介
技
術
情
報
お
お
い
た
N o . 1 7 6
2 0 1 6 . 3
Oita Industrial Research Institute
http://www.oita-ri.jp/
写真 1.クアラルンプール
東 南 ア ジ ア へ の 食 品 輸 出
-シンガポール・マレーシアの輸出環境について-
1.はじめに
TPP の 日 本 経 済 に 与 え る 影響 は測り知れず、参 加を 機 に輸出についても産業の活路 を 求 め る 動 き も 加 速 さ れ る と 思 わ れ ま す 。 一 方 、 経 済 成 長 の 指 針 で あ る 生 産 年 齢 人 口 を 見 て み ま す と 、 日 本 は 1990 年 代 に ピ ー ク を 迎 え た 後 は 減 衰 傾 向 に あ り ま す が 、 東 南 ア ジ ア は 今 ま さ に ピ ー ク を迎えている状況にあります。
こ れ に伴 い 、 そ れ ま で日 本 国 内 市 場 中 心 であ っ た 品 目 も 、 国 内 市 場 の 縮 小 か ら 、 継 続 的 な 発 展 が 期 待 で き る 東 南 ア ジ アへ 、 さら に 世 界 にとい う アプ ロ ーチ に 対 し て 技 術 的 な 支 援 が 必要にな ると考えています。九 州 はアジ ア諸 国に近いといって も、 輸 出 では通 関 手 続 等 もあ り、 国 内 輸 送 に較 べれば 格 段 に 輸 送 期 間 が 長 く な り ま す。 そ こ で 対 象 品 目 に 応 じ て 輸 送 環 境 を 調 査 し 、 解 析 し た デ ー タ を 基 に そ の 環 境 に 耐 え ら れ る 技 術 開発を行なうことが重要です。
こうした考えから、当センターでは平成 22 年度から台湾、平 成 24 年度からタイ向けの航空輸送、平成 26 年度からは香港、 タ イ 向 け 海 上 コ ン テ ナ 輸 出 の た め の 輸 送 環 境 や 現 地 流 通 調 査を行ってきました。さらに現在は低コスト汎用コンテナ利用の ための研究を進めています。
本 稿 では 食 品 とい う 枠 の 中 で東 南 ア ジ ア 向 け の 輸 出 につ い て概説してみたいと思います(写真 1)。
2.東南アジア向けの低コスト輸出
今回シンガポールに向けて輸出される大分県産の高糖度カ ンショ ( 甘 太くん )とマレーシア・ク アラ ルンプ ール向 け に輸 出 さ れる日本酒・焼酎について、それぞれ低温コンテナとドライコン テナの輸送環境調査と現地流通調査を行いました。(表 1)
カンショは 10℃以下の低温では内部褐変や腐敗するなど低 温 障 害 性 作 物 の 代 表 的 な も の で 、 13 ℃ ~ 15 ℃ の 温 度 帯 が 貯蔵適温とされています。したがって 5℃以下のリーファーコン テナでは温 度が 低すぎます。ま た、日 本 酒は高 温では本 来の 風 味 を 失 う と され 、 高 級 な 大 吟 醸 な ど で は 低 温 で 輸 送 され る ことが 一 般 的ですので、 常 温 で 25℃を 越え るような 東 南 アジ ア向 けドライコンテナの温度 は最 も避ける べき輸 送環 境と言 え ます。
シンガポールやマレーシアの流 通では、主要港までの輸送、 国 内 通 関 手 続 き 、 海 上 輸 送 、 現 地 通 関 手 続 き 、 現 地 配 送 、 現地販売期間等を勘案して最低 1 ヶ月程度適温管理が必要 とされています。
そのため次のような課題への対応が必要です。
○2℃~5℃で運用される低温汎用コンテナ利用技術 ○常温で運用されるドライコンテナ利用技術
青 果 物 の適 温 は決 まっ てい る ので低 温 コンテナの場 合 は保 温対 策が普通 ですが、1 ヶ月を 越える長 期 間となると断熱 材 の 選 択 も 難 し く な り ま す。 ま た ド ラ イ コ ン テ ナ の 場 合 は コ ン テ ナ 内 部 の温 度が 外気 温 で左 右 されるた め同 様に断 熱 材を 選 択 する必要があります。
当 セ ンタ ー では、 低 コ スト 断 熱 材 + アル フ ァ の 技 術 が 必 要 と 考え て おり、 青 果 物 に対 して は外 装( 段ボール) の工 夫に加 え
表 1.汎用コンテナの利用上の課題 事業
て 、 フ ィ ルム 包 装 を 利 用 す る 考 え 方 で 包 装 内 ガ ス 制 御 ( CA ) 型 包 装 技 術 とし て 開 発 に取 り 組 んでいま す( 表 1) 。こ れ は低 温 貯 蔵 に お け る 青 果 物 の ダ メ ー ジ は 、 ① 温 度 自 体 の 生 理 的 影 響 に加 え て 、 ② 呼 吸 ガ スのう ち 特 に 炭 酸 ガ スが 追 い 打 ち を かけ る ので、 こ の ② を 軽 減 し て 外 気 温 の 直 接 的 影 響 を 避 け る ため密封包装とする考え方で包装設計を行っています。
ま た 日 本 酒 につ い て は亜 熱 帯 の 東 南 アジ ア の 高 温 多 湿 環 境を想定して、段ボールと EPS(発泡スチロール)を組み合わ せ た 包 装 資 材 ( バルク コン テナ) の利 用 につ い て 民 間 企 業 ( も りや 産 業( 株 )、 福 水 商 事( 株 ): 福 岡 市) と協 力 して 研 究を 進 め ています。
3.輸出市場としての東南アジア
<ハラール食品>
輸 出 市 場 とし て のシン ガポール 、 マ レーシアはアジ アの代 表 的 な イ スラ ム 文 化 圏 であ り 、 食 品 では 特 に ハラ ール 対 策 が 重 要になってきます。
食 品を 単 に国 内 品 質 を 保 ちつ つ 安 全 に現 地 に送り 届 け る だ けでなく、現地で実際に流通 販 売できる商品でなければなりま せん 。 つま り、 イ スラム 教 徒 ( ム スリ ム) の消 費 者 を 想 定 し た 商 品設計が必要になります。
ハラ ー ル食 品 と は、 簡 単 に言 え ば 「 イ スラ ム 教 の 教 え に 則 し て製造処理された食品」です。しかし、その製造工程、最終製 品でハラール対応の製品づくりをすることはそれまでの食品 製 造とは異なり困難が伴います。
しかし、現在 16億人のムスリム人口は 2030年には 22億 人 にな る と推 測 され て おり 、 そ れ だけ の 巨 大 消 費 人 口 が 出 現 するのですから消費 人口として無 視できなくなります。これらの 国 で はフ ァ ー スト フ ード 店 も 展 開 し て おり 、 当 然 のこ と な が ら ム ス リ ム も フ ァ ー ス ト フ ー ド を 利 用 し ま す 。 し た が っ て ハ ラ ー ル 対 応 の フ ァ ー スト フ ー ド 研 究 も 必 要 に な る と 思 われ ま す し 、 大 分 県の「とり天」や「とりの唐揚」などは取り組みやすいファーストフ ードの対象ではないでしょうか。
また、酒はイスラムで禁止されているものですが、東南アジア は人 種のるつぼともいえ る地 域でインド系、 中華 系のほ か欧米 人 も 多 く 居 住 し て い ま す 。 そ の た め ビ ー ル や 様 々 な 酒 の 消 費 量も多い。その意味では日本酒や焼酎の輸出の可能性もある でし ょう。む し ろ東 南 アジ アのよう な亜 熱 帯 地 域で嗜 好 性 の高 い日本の酒はどのようなものかを検討する必要があると思いま す。
輸出というとどうしても高級品と考えがちですが、現地の流通 事情 、現 地 の庶 民 嗜 好を充 分 に調査 して「 必ずしも 日 本品 質 でな く て よ い 」 こ と を 見 極 める 必 要 が あ る と 考 え ま す 。 そ のう え で、 汎 用 コンテ ナを 効 率 的 に 利 用 し 、 低 コ スト 輸 出 に取 り 組 む ことが必要です。
<日系量販店の活用>
写真2.ジョホールバルのイオン
現 地 価 格 は、 原 価 に加 えて ① 輸 送 実 費( 船 賃 等 すべて)、 ② 通 関 経 費 や 保 険 料 、 ③ 現 地 輸 送 料 及 び 保 管 料 、 ④ 輸 出 入 業 者 手 数 料 等が 必要 となり、 これら 追 加 経 費を 上 乗 せし て 決定されます。そのため、これらの経費に見合う商品価値と量 が 必 要 と な り ま す 。 ま た 、 安 定 的 に 販 売 す る た め の 流 通 ル ー ト・販売拠点の確保が必要です。
その意味で本稿ではイオンを紹介しておきます。東南アジア ではかなりの割合でイオ ンが展開 しており(写真 2)、意外なこ とに日 本 産 のも のは一部 の加 工 品を 除いて 販 売 していま せん。 これは流通コストの関係で、現地 の食品を中心に取り扱ってい るためと考えられます。(写真 3)
こ う し た 事 情 も あ っ て 現 地 消 費 者 は イ オ ン を 日 系 量 販 店 と は思っていません。しかし、流通のノウハウは日本のイオンです し、 実 際 の流 通 システムも そう です。 した がっ て、 イオ ンと提 携 し た 商 品 開 発 な ど に つ い て 取 り 組 む 動 き も 増 え て き て 不 思 議 はないでしょう。
また、 現 地 流 通 では問 題 とな る コールド チェ ーンのシステム も、こうした日系スーパーではインフラを確保していますし、もっ と積極的に活用してもよいのではないかと思います。こうした流 通 のつ な ぎ 技 術 の開 発 や 支 援 に 当 セ ンタ ーの海 外 輸 出 技 術 や流 通 技術が 役 立つこ とを 願っ て、今 後も 技 術 開発を 進 めた いと考えています。
写真3. クアラルンプールのカンショ(左:日本種)
赤外分光(FTIR)分析に関する技術研修を開催しました
1月21日に「製品開発や品質管理のための異物解析 IR 分 析 と ス ペ ク ト ル 解 析 の 基 礎 セ ミ ナ ー」 を 開 催 し ま し た 。 有 機 物の分析に用いられる FTIR 分析では、正しいスペクトル測定 を 行 う た めに サ ンプ ル の 状 態 に 応 じ て 前 処 理 を 行 い 、 適 切 な 分析手法を選択することが必要です。
当センターでは平成 23 年度より異物分析セミナーを毎年 開催しており、今回はこれから異物分析に携わる方やFTIR分 析に関心のある方を対象としたセミナーを開催しました。
第 1 部の講義では、日本分光株式会社より講師をお招きし、
赤外分光法の基礎や原理、各種測定法の原理とスペクトルの 取扱、顕微 FTIR について多くの実例を交えてご講義いただき ました。第 2 部ではセンター所有の FTIR 装置を使用し、サンプ リングから分析までの実演・実習を行いました。
第1部では15社25名、第2部は5社5名の方にご参 加 い た だき ま し た 。 当 セ ンタ ー で は 随 時 、 機 器 利 用 や 依 頼 試 験 、 分 析 相 談 等 を 受 け 付 け て お り ま すの で、 ど う ぞご 活 用 く だ さい。
(工業化学担当 石井 さほ [email protected])
「CAE の概要・活用に関する講習会」を開催しました
当 セ ン タ ー で は 今 年 度 、 競 輪 ( 公 益 財 団 法 人 J K A ) の 補 助 を 受 け 「 構 造 解 析 シ ス テ ム 」 の 更 新 を 行 い ま し た 。 機 器 の 紹 介 の 一 環 と し て 、 1月2 2日 に 「 C A Eの 概 要 ・ 活 用 に 関 す る 講 習 会 」 を 当 セ ン タ ー で 開 催 し 、 県 内 外 の 化 学 、 プ ラ ス チ ッ ク 、 鉄 鋼 、 機 械 、 精 密 機 器 関 連 の 9 団 体 1 4 名 の ご 参 加 を い た だ き ま し た 。
本 セ ミ ナ ー で は 横 浜 国 立 大 学 の 松 井 和 己 先 生 を 講 師 と し て お 招 き し 、 C A E の 「 正 し さ ・ 妥 当 性 と は 何 か 」 に つ い て 、 は り の 曲 げ 実 験 を 交 え て 講 義 が 行 わ れ ま し た 。 固 定 不 足 と い っ た 実 験 ( 物 理 ) の 誤 差 、 適 切 で な い 解 析 条 件 ( 数 学 ) の 誤 差 と 、 物 理 ・ 数 学 両 面 か ら 結 果 に ア プ ロ ー チ す る 方 法 に つ い て 詳 し く 解 説 し て い た だ き ま し た 。
C A E は も の づ く り の 現 場 に お い て 、 生 産 コ ス ト の 削 減 や 不 具 合 検 証 に 広 く 用 い ら れ て い ま す 。 研 修 に 参 加 さ れ た 皆 様 か ら は 、 「 問 題 発 見 の 手 順 が わ か っ た 。 」 、 「 手 を 動 か し て の 実 体 験 を 通 じ て 、 実 験 の 誤 差 が 肌 で 理 解 で き た 。 」 、 「 シ ミ ュ レ ー シ ョ ン を ど の よ う に 利 用 す る の か 、 位 置 付 け を 知 る 助 け と な っ た 。 」 等 の コ メ ン ト を い た だ き 、 研 修 の 目 的 を 達 成 す る こ と が 出 来 ま し た 。
ま た 、 「 構 造 解 析 シ ス テ ム 」 に 係 る 技 術 相 談 ・ 質 問 等 に つ い て も 随 時 対 応 し て お り ま す の で 、 お 気 軽 に 担 当 者 ま で ご 連 絡 く だ さ い 。
(機械・金属担当 清水 慎吾 [email protected]) 事業
紹介
第 1 部:講義の様子 第 2 部:実演、実習の様子
講義の様子 はりの曲げ実験の様子
事業
表面粗さと真円度の講習会を開催しました
2月10日(水)、中津市の大分県立工科短期大学校にお いて、JIS 原案作成委員会幹事の宮下勤氏をアメテック(株)よ り講師にお招きし、競輪(公益財団法人JKA)の補助で購入し た表面性状測定機の、第2回目となる導入セミナーを開催し
ました。表面 粗さと真 円度 の話が同時 に聞け るということもあり、 県内外から 19機関 32名の参加がありました。
(機械・金属担当 重光 和夫 [email protected])
計量器(はかり)の定期検査のお知らせ
取 引 や 証 明 に 使 用 さ れ る 計 量 器 は 検 定 に 合 格 し た も の で な け れ ば な り ま せ ん 。 し か し 、 製 造 ・ 修 理 時 に 検 定 に 合 格 し た 計 量 器 でも、 使 用 して いる 間 に誤 差が 生 じる 場 合があ りま す。 そこで、計 量 法では適 正な 計量 の実 施を 確保 するた め、計 量
器 の 検 査 を 定 期 的 に 行 う よ う 義 務 づ け て い ま す。 〔 計 量 法 第 19条〕
●計量器(はかり)の定期検査
お店、工 場、病院、 学校 等で取 引や証明 に使用 されている 「はかり」(質量計)を計量法に基づき、2年に1回、検査を行
っています。 (1) 集合検査
検 査 日 時 、 検 査 場 所 等 を 県 報 の 公 告 によ り 、 受 検 対 象 者 に周知して一定の場所(公民館等)に集めて行う検査です。
(2) 所在場所検査
運搬が著しく困 難で、知 事の指 定した集合 検査 場所に持ち 込 む こ と が で き な い 等 の 場 合 、 検 査 員 が 計 量 器 の 所 在 場 所 へ出 向い て 行う 検 査です。 検 査 手 数 料以 外 の費 用( 旅 費)が 必要になります。
(3) 計量士による代検査
計 量 士 が 計 量 器 の 所 在 場 所 に 出 向 い て 行 う 検 査 です。 受 検 者 は「 計 量 士 によ る 代 検 査 を 行 った 旨 の届 出 書 」を 提 出 す れば、知事の行う定 期検 査が免 除されます。費 用は、 計量 士
にご確認ください。
●取引・証明行為
(1) 「取 引」とは、 有償・ 無償を 問わず、 物又 は役務 の給付を 目的とする業務上の行為をいいます。
(2) 「 証 明」 とは、 公 に又は業 務 上 他 人に一 定 の事 実が 真 実
である旨を表明することをいいます。
●平成28年度の定期検査(集合検査)日程
実施の区域
実施の期日
(実施期間中の土・日・祝日を除く) 豊 後 大 野 市 H28年 4月18日(月)~ 4月22日(金) 日 田 市 H28年 5月12日(木)~ 6月 2日(木) 臼 杵 市 H28年 6月23日(木)~ 6月29日(水) 玖 珠 町 H28年 7月 6日(水)~ 7月 8日(金) 九 重 町 H28年 7月11日(月)~ 7月13日(水) 佐 伯 市 H28年 9月 1日(木)~ 9月21日(水) 津 久 見 市 H28年10月 4日(火)~10月 7日(金) 竹 田 市 H28年10月12日(水)~10月19日(水)
○ 大 分 市 の 区 域 につ い て は、 特 定 市 であ る 大 分 市 長 が 定
期 検 査 を 行 い ま す の で 、 大 分 市 役 所 に お 尋 ね く だ さ い (商工労政課計量担当班 Tel.097-537-5625)。 ○各検査会場は、検査開始の約 1ヵ月前に決定します。 ○初めて受検を希望する方は電話でお尋ねください。
(計量検定担当 麻生 洋美 Tel.097-596-7102) お知
らせ
表面性状測定機スペック
■形式 FormTalysurf PGI800 (英テーラーホブソン) ■特徴 測定レンジ:X:120mm , Z:8mm
Z 軸分解能:12.5mm 範囲で 0.8nm システムノイズ:3nm (0.5mm/sec) 使用料:\2,530/hour
「標準化活用支援パートナー機関」に認定されました
昨 年 11 月、経 済産業 省により「標準化活用支 援パートナ ーシップ制度」が創設されました。
こ の 制 度 は 、 自 治 体 ・ 産 業 振 興 機 関 、 地 域 金 融 機 関 、 大 学 ・ 公 的 研 究 機 関 等 ( パ ー ト ナ ー 機 関 ) と 、 一 般 財 団 法 人 日
本規格協会(JSA:JIS原案の作成やJIS規格票の発行、ISO・ IECなどの国際標準化活動とその支援を行う機関)が連携し、
「標準化」の戦略的活用を支援するものです。
中堅・中小企業等の皆様が有する優れた技術・製品を発掘
し、標準化を通じて、当該技術・製品の国内外におけるマーケ ティングをサポートすることが目的です。
当センターはこのほど、 本制 度 における「標 準化 活用 支援 パ ートナー機関」に認定されました。今後、JSA の「標準化アドバ イザー」と連携することにより、研究開発から標準化まで、一貫
したサポートを実施いたします。
「当社の**技術を標準化し、当該分野でのマーケティング で優位に立ちたい」、「当社の製品をもとに標準化を図ることで、
当社製品の性能を客観的にPRしたい」など、標準化はさまざ まな事業戦略に活用が可能です。
標準化に関するご相談がございましたら、お気軽にお問い合 わせください。また、経済 産業 省 のホームページも 併せてご 覧
ください。
〔経済産業省ホームページアドレス〕
http://www.meti.go.jp/policy/economy/hyojun/partner/in dex.html
http://www.meti.go.jp/press/2015/09/20150930007/ 20150930007.html
(企画連携担当 幸 嘉平太 [email protected])
利用のメリット 支援内容(無料)
・当センターを通じて、標準化の活用に関する専門的 ・当センターが開催するセミナーや個別面談において、
な支援を受けられます。 JSA の標準化アドバイザーが、標準化の戦略的活用
・当センターによる技術支援等と本制度の標準化活用 に関する情報提供・助言等を行います。
支援を一体的・相互補完的に受けられます。 ・標準化の活用が適当な案件については、JSAが支援
対象企業と一緒に標準の策定作業を行います。
「標準化入門セミナー」を開催しました
製 造 業 な ど 各 種 の生 産 活 動 に 従 事 され る 方 々 は、 様 々 な
ISO規格やJIS規格を、日常的に参照されていることと存じま す。
「ISO 9001」や「ISO 14001」などのマネジメントシステム規格 を 組 織 や 工 場 で取 得 する とい っ た 取 組 は珍 し く あ り ま せん が 、
「自社 の技 術や 製品 の標準 化を 目指 す」というケースは、ま だ 少ないようです。
特 許 権等 の知 的 財産 権 の取 得に関 して は、そ のメリットが 広 く 理 解 さ れ て い ま すが 、 標 準 化 によ る メリ ッ ト や 必 要 な 手 続 等
の情報は、あまり浸透していないのが実情です。
このため、当センターでは企業技術研修として、2月4 日に 「標 準 化 入 門 セミ ナー: 自 社 技 術・ 自 社 製 品 の標 準 化 / メリ
ットと事例紹介」を開催し、20 名以上の方々に受講いただきま した。
日 本 規 格 協 会 ( JSA ) よ り 、 標 準 化 アド バイ ザー・ 石 丸 尋 士 様を講師 としてお招きし、「規格 とは?」、「標準 化とは?」など
の 基 礎 から 、 「 特 許 と の 違 い 」 や 「 メリ ッ ト ・ デ メリ ッ ト 」 、 「 手 続 や 事例紹介」などについて、解説していただきました。
講 師 の 石 丸 様 は 、 ISO/TC22 ( 自 動 車 ) 日 本 代 表 や 、
TC22/SC22(二輪自動車)および SC10/WG2(衝突安全)の 国際 幹事を 歴任 されており、国 内外での豊 富なご経 験を基に、
企業における標準化の意義を分かりやすく説明していただきま した。受講者の皆様の満足度も高かったようです。
前 記 の 記 事 の とおり 、 当 セ ンタ ーは「 標 準 化 活 用 支 援 パ ート ナー機関」に認定されましたので、今後は、標準化を視野にい
れた技術支援にも取り組んでまいります。
(企画連携担当 幸 嘉平太 [email protected])
技 術 情 報 お おいた 〔 大 分 県 産 業 科 学 技 術セ ンタ ー ニュ ー ス〕 No.1 76 発 行 20 16年3月2 4日 〒8 70 -1 117 大 分 県 大 分 市 高 江 西1丁 目4 36 1-1 0
大 分 県 産 業 科 学 技 術セ ンター 企 画 連 携 担 当 Te l. 09 7- 59 6-7 10 1 E- mail :info@oita -r i.jp お知
らせ